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BIOTECH
WORKS-H2®
プロジェクト
概要

歴史 | プロジェクト概要 | サービス概要 | CO2排出量カリキュレーター

Our Circular
Economy

BIOTECH
WORKS-H2®
は何ができるのか?

廃棄物を
水素エネルギー
に変える
革新的プロジェクト
「バイオテック
ワークス
エイチツー」

 廃棄物のほとんどを再生可能エネルギーに換え、サーキュラーエコノミーを実現しようというプロジェクト BIOTECHWORKS-H2® バイオテックワークスエイチツーが、構想より3年を経て、遂に今年7月にスタートしました。
 サステナブル生地素材の開発と販売を営む有限会社やまぎん(東京都渋谷区)は、概念実証において、特殊技術により分別せず廃棄衣料品を水素化させることに成功。サーキュラーエコノミー事業をより本格化するために、やまぎんの関連会社として株式会社BIOTECHWORKS-H2(東京都渋谷区以下:当社)を設立しました。BIOTECHWORKS-H2® バイオテックワークスエイチツーは、当社が従来得意とする衣料品だけではなく、有機性廃棄物全般を、「クリーンな水素エネルギーへとケミカルリサイクルするシステム」を媒介にして企業や人を結び付けます。同時に、地球環境や企業が抱える課題の解決を図り、グレーゾーンの無いサーキュラーエコノミーの構築を叶える、というプロジェクトです。
 一方、アメリカ法人であるBIOTECHWORKS-H2Inc.は、アメリカにあるプラント会社と契約。そのプラントをベースとして使用し、廃棄物を燃焼することなく「ガス化」という手法で、有機性廃棄物の99%以上を、再生可能エネルギー化させることが可能となりました。
 当社はすでに概念実証を済ませ、繊維製品からは廃棄物量の6~7%、食料残渣からは7~8%の水素化ができることも確認済みです。
これは、他の類似プロジェクトよりも、実現への大きなアドバンテージとなり、他の手法のように細かく粉砕する必要がない上に燃焼させないため、プラントも比較的小規模でよく、コストが抑えられます。ガス化炉で発生した混合ガスは水素とCO2(二酸化炭素)に分けられ、水素は、燃料電池や水素コージェネレーションで再生可能エネルギーとして発電し(推奨)、一方、CO2は排出される代わりに、CO2を大量に消費する企業へ提供され、炭酸飲料やドライアイス、溶接用に使用される予定です。さらなる大きなアドバンテージとしては、回収・水素化したエネルギー量、CO2削減量、環境貢献度を測り可視化できること。つまり、参加企業は、廃棄・回収・水素化のプロセスが管理可能なのです。一般の衣料品も、事前に商品検査すれば店頭に並ぶ前からのCO2削減量、環境貢献度の測定値が確認できる他、数値をESG指標として活用できます。これらを可能にするトレーサビリティプラットフォームや、賛同企業の回収・水素化プロセスを可視化するためのアプリ運用は、専門技術を持つ当社が承ります。
 当社が得意とする衣料品に限らず、「有機性廃棄物の99%を再生可能エネルギー化できる」ため、将来的に水素化を計画している飲食店などの食糧残渣(ざんさ)、オフィスのゴミなども含めた回収の仕組みもプラットフォームとして提供予定。食糧残渣なども回収・水素化するようになれば、このモデルがより有効になるでしょう。既に、ショッピングモールディベロッパーや地方自治体への提案を進めていき、30年までには「全てのごみが資源になり、廃棄物がゼロになる」時代を構築します。


 BIOTECHWORKS-H2® バイオテックワークスエイチツーは、環境に寄り添いながら、ステークホルダーの発展を応援する、今までにないプロジェクトです。

今の廃棄物処理の課題

・回収、焼却にコストがかかる
・施設不足により埋立処理となる
・焼却時にCO2を多く排出している

Our Circular
Economy

BIOTECH
WORKS-H2®の
サーキュラーエコノミー

あなたは規定の回収BOXに入れるだけ。

それ以上のことは何もありません。
あとは私たちにお任せください。
今のライフスタイルを全く変えることなく、
サステナブル活動に参加できます。

1.企業や個人が製品を利用する

今と変わらずいつも通り利用しましょう。
その際に環境にやさしいものを選びましょう。

2.廃棄物が回収される

廃棄物を身近にあるバイオテックワークスの 回収所へ。

3.廃棄物量が計測され、値が提供される

送られてきた廃棄物量を企業ごとに集計。リサイクルできるものはリサイクルし、できないものはプラントへ。

H H H H

4.廃棄物が水素化される

廃棄物がプラントに到着!廃棄物を燃やさずにガス化して水素へ変換。ついに水素ができました!

5.再生エネルギーとして利用

生まれた水素を、再生可能エネルギーとして使用します。主に電気や車やバスの燃料として使用されます。

6.CO2削減量の値が提供される

賛同企業様にCO2削減量を数値化し提供します。廃棄物の行方が不透明な“なんちゃってサステナブル”ではありません!